11月9日、福祉保育労滋賀支部と保育ユニオンでは、福祉職員の大幅増員と賃金引上げを求め、草津駅西口で宣伝・署名行動を行いました。
コロナ禍で、福祉職員などケア労働が、社会を支えるうえで重要な役割を果たしていることが国民の認識となりました。岸田首相は、就任前から「介護士や保育士、看護師の賃金を引き上げる」と公言し、近日中に具体的な検討がはじまります。引き上げ額は9000円程度と報道されていますが、一般労働者と比べて8万円~9万円低い福祉労働者の賃金水準を考えると十分とは言えず、人材不足を解消するには遠い水準です。
行動では、「人材確保ができず施設や保育所が開所できない」「福祉職場では昼休みも取れない、有給休暇5日も取れない状態」「福祉職員の待遇改善は住民のためでもある」と職場の実態をスピーチし、ビラやポケットティッシュを配りながら署名を訴えました。(福祉保育労・保育ユニオン)