福祉保育労滋賀支部は、2月5日、2022春闘労働学校を開催しました。今年は、全労連の衛藤幹事を講師に招き、福祉労働者にとっての最低賃金の意義について講義を受けました。
政府は、最低賃金を1000円にしていく方向ですが、福祉保育労は1500円を求めています。最低賃金が1500円になれば、非正規労働者だけでなく月額25万円(基本給)水準に満たない労働者は賃金引き上げにつながります。また集会では、政府の処遇改善費の解説と対策、地域の福祉労働者の組織化についても話し合うことができました。
参加者からは「今まで最低賃金は引き付けて考えられなかったが、自分にも関わることだとわかった」「最低賃金近くで働く人が多いことに驚いた。日本の賃金が世界的に見ても低いことがわかった」「9000円は必ず上がるわけではない。組合で要求していきたい」など意見が出されました。