今年の社研集会は、大津市在住の森真子弁護士の講演。フランスの生活保護制度の使いやすさや人々の人権意識、また日本との子育てや保育所の考え方の違いなどをスライドを使って紹介され、日本との違いや共通するところもあり、とても考えされました。
日本では同調圧力や無駄をなくすという考えが強く、職場のストレスや暴力やいじめを生んでいるのではないかとし、「ヘイトを許さず、多様性を認め合い、貧困を疎外せず、お互いの人権を尊重する」ために「連帯」していくことで、未来を変えられると。
講演の最初と最後には、移住をした際の心情などを唄で披露して下さり、皆が歌声に聞き入りながら和やかな空気で講演を聞くことができました。
その後は参加者で交流。講演の感想を出し合い、職場でのジェンダーや多様性、人権といったテーマで、それぞれが思うことを発言し、学び合いの機会となりました。(福祉保育労・保育ケアユニオン)